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石英(クオーツ)ボール 精密球

石英(クオーツ)ボール 精密球

石英ガラスは二酸化ケイ素(SiO2)でできている不純物が少ない無色透明のガラスです。一般的に人工的に造られたものを石英ガラス、天然のものを水晶と言います。
また、英語では日本語にもなっていますがクォーツ(Quartz)と言います。
耐薬性・耐熱性に優れ、モース硬度7のためガラス素材の中では比較的硬くキズが付きにくいという特徴があります。このことからレンズやプリズム、半導体など幅広い分野で使用されております。半球・砂目・素材支給での製造もいたします。

  • 直径:0.3mm~50.0mm
  • 比重:2.2g/cm3
  • 直径:0.15mm~1inch
  • グレード:5~50(AFBMA)

石英ガラス(球)の特徴

  1. 耐熱性に優れ最高使用温度が約1000度、常温使用温度が約900度、軟化点は摂氏約1700度となる。
  2. モース硬度7であり、熱膨張係数が低いため、急激な温度変化にも強く優れた硬度をもっている。
  3. 耐薬性が高く、酸やアルカリなどの薬品にも侵されにくく、化学的に極めて安定している。
  4. 紫外線から赤外線まで波長範囲が広い。
  5. 電気絶縁性が優れている。
  • 石英の光学特性データ表 UV側
    石英の光学特性データ表 UV側
  • 石英の光学特性データ表 IR側
    石英の光学特性データ表 IR側

それぞれのグラフデータをクリックすると拡大表示されます

石英(クオーツ)ボール(球)特性表
光学特性 屈折率 1.4585
分散 67
透明域 μm 0.2-4
光の弾性 nm/cm/bar 3.6
機械特性 比重 2.2
硬度(モース硬度) 7
ポアソン比 0.16
ヤング率 N・m-2 7.2x1010
破裂圧 静止摩擦 N・m-2 5x107
圧縮 N・m-2 1.1x109
湾曲 N・m-2 6.5x107
ねじれ N・m-2 3x107
超音波伝達速度 縦軸 m/s 5960
横軸 m/s 3770
電気特性 誘電率 3.78
誘電剛性率 V:m-1 3.5-4.107
失損係数 1MHz 0.0001
電気抵抗 20℃ Ω・m 1021
800℃ Ω・m 2x107
1000℃ Ω・m 106
熱的特性 熱膨張係数 K-1 5.4x10-7
比熱 J・kg-1K-1 7.5x102
熱伝導度 W・m-1k-1 1.2x10-4
アニーリング点 1120
軟化点 1650
使用温度 1800-2200
化学特性 SiO2の含有量 99.99
無機酸化物の含有量 PPM 100
蒸留水を80度48時間 影響なし

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